昭和58年(1983年)に「東通り商店街活性化への道」という小刷誌が有志により編纂された。これには、現状分析が詳しくされており、商店街はどのようにしていかねばならないか結論されている。しかし、それから10年が経ち何が変わったか。すでに実施計画のあった高速道路や那珂湊開発やバイパス建設や団地造成などが完成して、その当時何等かの影響を予測していたが、商店街はそれらに対し何等反応出来なかったため、10年前とあまり変わらず時が過ぎただけであった。しかもバブル期間であったにもかかわらず、消費者の購買意欲にも負けずマイペースで、幸いにもバブル崩壊の影響も最小限で済んだ訳けである。
地元購買力は、十分にあると思われるが、消費者ニーズに対応出来ない経営力の問題が指摘され改善すべきと指摘されているが、経営者側は現状維持を望むものが多い事が意識調査でわかった。
消費者意識はこの10年間で大きく変わった。バブルの絶頂と辛苦を味わった消費者は、ニーズを使分けるようになったと感じる。一時は高級思考オンリーであったが最近では品揃えのほかに同一のものでも兼価品と高級品使分でける様になったと感じる。
年号 |
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太田 |
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那珂町 |
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勝田 |
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笠間 |
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上の表を見ても、太田から消費者が近隣消費地に流出していることは、明らかであります。われわれはこの現状を
打開する方法を模索しなければならないと考える次第です。有志たるものここに集いわれわれと考え様ではありませんか。
発起人:根本龍司、山口秀樹